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2011年6月11日放送
東電バッシングの愚かしさ【1】

放送内容

〔1〕東電が非難されるべきはどこまでか―「想定外」のことを「想像」し、どのような(危険ならぬ)「危機」が訪れるかを(予測ならぬ)「予想」し、それにたいして(マネージメントつまり管理ならぬ)ルーリング(統治)の準備をしていなかったこと

〔2〕crisis-ruling(危機統治)の不備は、東電だけではなく、戦後日本国家の全体についていえること―「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと・・・」(日本国憲法前文第二項)

〔3〕「反原発」に正義はあるか―電力供給の三割を占める原発を停止させたら、日本は、経済的混迷の果てに、「独立」の地位を最終的に失うであろう―「安全と独立」のあいだのtrade-off

〔4〕原子力という「悪魔の火」との契約を断つことができるのか―technomaniac(技術狂)という「文明の必然」と「文明の没落」とを見通した上で、その没落をいかに延期させるかという、文明の悲劇的な課題

〔5〕規制緩和をはじめとする平成改革の虚しさ―市場主義が危機統治の努力をサボタージュさせた可能性

ゲスト紹介

水島総
水島総
みずしまさとる
1949(昭和24)年静岡県掛川市出身。1972(昭和47)年早稲田大学第一文学部ドイツ文学専攻卒。
株式会社日本文化チャンネル桜代表取締役。頑張れ日本!全国行動委員会幹事長。
映画監督、脚本家。テレビドラマなど300本以上の監督・脚本作品がある。日本映画監督協会会員、日本脚本家連盟会員。【映画】「南京の真実」監督・脚本【著書】『1937南京の真実』(飛鳥新社)ほか。
東谷暁
東谷暁
ひがしたにさとし
1953(昭和28)年山形県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。雑誌等の編集を経て、1997(平成9)年よりフリージャーナリスト。
【著書】『エコノミストは信用できるか』(文春新書)『金融庁が日本を滅ぼす』(新潮文庫)『増補 民営化という虚妄』(ちくま文庫)『世界と日本経済30のデタラメ』(幻冬舎新書)『日本経済の突破口 グローバリズムの呪縛から脱却せよ』(PHP研究所)『エコノミストを格付けする』(文春新書)『増補・日本経済新聞は信用できるか』(ちくま文庫)『間違いだらけのTPP 日本は食い物にされる』(朝日新書)ほか。

良著のすすめ

表現者 2011年 05月号¥1,300 ジョルダン
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