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1964年の東京を3D映像で再現へ! 当時の写真を募集中

(地域・まち - 2018年2月16日 18時30分)
 皆さんの家庭には、前回の東京オリンピックが開かれたころの東京都内の写真はありませんか。1964年ごろの東京の写真を募り、当時の街並みを3D映像で再現しようという取り組みが始まっています。

 ハチ公像やスクランブル交差点など、1964年ごろの渋谷の街並みが、当時の写真を基に、立体映像として再現されました。『1964年の東京を3Dで再現する』──そんな壮大なプロジェクトに挑むのは、テレビのプロデューサーやデジタル作品のクリエーターなどが立ち上げた団体「1964TOKYO VR」です。プロジェクトの齋藤精一代表理事は「まずは渋谷で始めよう、東京の象徴でもある場所なので そこから始めようと考えた」と語ります。

 この日は渋谷のコミュニティーFMを通して「当時の渋谷の様子をぜひお持ちください。家族写真でも押入れにあるものでも、持って来て」と、写真の提供を呼び掛けました。

 3D映像を作るには、複数の角度から撮影された写真が必要で、写真が多ければ多いほど実物に近い街並みが再現できます。渋谷駅周辺の開発を手掛ける東急電鉄や渋谷区からも写真の提供を受けました。現在、1000枚を超える写真が集まっていますが、まだまだ十分ではないといいます。ラジオ番組の放送中、写真を持ったリスナーが訪れました。64年オリンピック開催中に国立競技場へ行った時の写真を持ってきたのは、リスナーの川島武さんです。川島さんは「当時、競技を見るお金はないので、雰囲気だけでも味わおうと競技場まで行った。ものすごくにぎわっていた」と語りました。また、急きょラジオにも出演し、当時の思い出を「アベベ選手が笹塚の甲州街道を走ったのを、生で見た記憶がある。右から左に行ったというのではなく、ただ目の前をパッと行った感じ。鮮明に覚えている」と話しました。

 プロジェクトを進める中で、航空写真も見つかりました。制作が大きく前進するのではと期待されています。集まった写真は撮影した場所ごとに分けられ、3D技術を学ぶ学生サポーターの協力を得て、映像化されます。

 プロジェクトの齋藤代表理事は「今後は渋谷だけでなく、国立競技場がある千駄ケ谷や、日本橋の方まで広げていけたら」「アベベも走ったマラソンコースの甲州街道もやりたいし、どんどん広げていけたら」と話しています。団体は2020年の完成を目指して対象地域を広げていく方針で、今後は映像が見られるゴーグルをかけて、当時の渋谷を歩いているかのような体験をする催しも開きたいとしています。

 齋藤代表理事は「写真をたくさんの人から預かるので、その人たちの思いを入れていくことができないかなと思っている。『この角で待ち合わせた』『このアパートに住んでいた』とか、いろいろな思いが詰まったコンテンツになるのではないか」と話しています。

 およそ半世紀前の東京の姿が、暮らしていた人たちの思い出と共によみがえり始めています。

<ネットからも募集中>

 募集しているのは1964年の前後10年に撮影された東京の写真で、提供はウェブサイト(https://1964tokyo-vr.org/)からできるほか、2月15日から渋谷区の出張所や区民サービスセンターでも受け付けています。

出演者紹介

  • 有馬 隼人 有馬 隼人
  • 田中 麻耶 田中 麻耶
  • 結城 香織 結城 香織

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