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豊洲市場への移転 「2018年10月中旬」で合意

(都政 - 2017年11月6日 18時30分)
 市場移転について東京都と業界団体代表が話し合う協議会が11月6日に開かれ、豊洲市場への移転時期を2018年の10月中旬とすることで合意しました。市場の開場日は2018年10月11日で最終調整していて、11月10日にも正式に決まる予定です。

 東京都と市場業界側は6日の協議会で、移転時期を2018年の10月中旬とすることで合意しました。会合で、東京都中央卸売市場の村松市場長は「都としては、早期に豊洲市場への移転を実現するためにも移転予定時期を定めた上で、移転準備や新たな市場運営に向けた調整を進めていく必要があると考えている」と述べました。

 具体的な豊洲市場の開場日は、直前に3連休がある「大安」の10月11日とする方向で最終調整していますが、11月6日の結論は持ち越されました。10日に再び協議会を開いて最終決定をすることにしています。

 会合の後、築地市場協会の伊藤裕康会長は「できればきょう決めてしまいたかった。具体的に日にちを挙げてこの日はどうだとやったが完全には意見がまとまらなかった。あと2、3日時間をもらい、協議を続けたい」と述べました。

 また、東京都の小池知事は文書で、市場業界側が要望した、知事が豊洲市場の安全宣言をすることなどについて「安全面での条件が整った段階で私から発信する」と回答しました。

 当初、予定していた移転日から11月7日で1年となる中、混迷した市場の移転問題はようやく一つの節目を迎えます。

<今後の予定と、築地は…>

 東京都の中央卸売市場の豊洲市場への移転予定日は当初、2016年の11月7日でした。しかしその年の8月、東京都の小池知事が「安全性の確保が十分ではない」ことなどを理由に、移転の延期を決定しました。

 2017年6月には、追加の土壌汚染対策工事を行った上で豊洲への移転方針を発表しました。工事費用は約30億円で、2018年7月に工事が完了する予定です。その後、知事が「安全」だと発信すれば正式に豊洲への移転となり、2018年の10月11日の開場が有力とされています。

 当初の移転から約2年遅れとなり、これまでに豊洲市場の維持管理のため、警備、清掃、光熱費に約13億円、業者への補償として49億円を見込んでいます。2018年の開場までとなると、維持管理費はさらに増えると見込まれます。

 消費者にとって「食の安心・安全」はとても大切で、健康被害などが出てしまうと市場の信用もなくなってしまいますが、そのために都民の莫大な税金などが使われているという現実もあります。

 豊洲移転後の築地市場の跡地について東京都は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの駐車場や輸送拠点として使用し、その後、再開発する方針です。2017年8月、都は「移転後、5年以内の着工を目指す」としています。

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