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「駅前で預ける送迎保育」 東京・町田市でスタート

(福祉・教育 - 2017年9月29日 18時30分)
 東京・町田市で、10月から新たな待機児童対策が始まります。「市内で定員に空きがある保育所は、自宅や通勤で使う駅から遠くて利用できない」という悩みを解消するため、駅前で子どもを預かり、駅から離れた保育所に専用の車で送迎するという取り組みです。

 10月2日にオープンする、町田駅から徒歩4分の場所にある保育施設「送迎保育ステーション」は、送り迎えの時間だけ子どもを預かるために整備されました。子どもたちは専用の車に乗り、最大で片道30分をかけて、駅から離れた複数の保育所や認定こども園に送り迎えされ、日中はそれぞれの施設で過ごすことになります。

 町田市の担当者は「保護者の選択肢が格段に広がるのではないか。今回送迎するエリアは、団地はあるが子ども少なくなってきている。ただ、以前から保育園・幼稚園があり、そうした土地柄を生かした事業」(保育・幼稚園課の押切健二課長)だといいます。

 町田市の2017年4月時点の待機児童は229人いますが、子どもを預けたいというニーズが高い町田駅周辺は保育所の用地確保が困難な状況で、駅から離れた定員に余裕がある保育所を活用しようと始まるのがこの送迎保育です。

 市内に住む福原千晶さんは出産前に仕事を辞めましたが、再び働きたいと思い、今回、送迎保育ステーションを利用して2歳の息子を預けることになりました。福原さんは「(預けることは)もうほとんど諦めていた。もう絶対入れないと思っていた。でも、遠い保育所で募集をしていて送迎もあるから、使ってみようかなと思った」と話します。福原さんは10月中旬から以前の職場に戻り、働き始めるということです。

 9月の終わりに開かれたステーションの内覧会には、利用開始を前に、期待と不安が交じる福原さんの姿がありました。福原さんは「ちょっとまだ未知。でも楽しそうだなと思っています」と語りました。

 同じ保育所の本園と分園を結ぶ送迎保育は、すでに東京・江東区や今回の事業を行う町田市内でも行われていますが、運営主体の違う複数の施設に送迎するのは、東京都内で初めての試みです。

 利用の対象となるのは1歳児から5歳児で、20人の募集枠に対し、10月から7人が利用することが決まりました。

 内覧会に参加した利用予定者からは「遠い所まで通える状況になって、すごくうれしく思っている」「4月の時点で駅前の保育園は落ちてしまった。(今回の送迎保育は)強いて言えば、保育園に直接行くことが少ないので(不安は)それぐらい」などといった声が聞かれました。

 子どもの様子は日中過ごす保育所の担任がノートに記して伝えますが、町田市は、月に数回程度は保護者が送り迎えをして保育所とコミュニケーションを取ってほしいと呼び掛けています。また今後は、町田駅以外にもステーションの整備を検討するなどして、待機児童の解消を目指すということです。
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