警視庁にも指示否定 日大・内田前監督ら聴取
( - 2018年8月17日 18時30分)
日本大学アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、警視庁が内田正人前監督と井上奨前コーチに任意で事情を聴いていたことが分かりました。
日大の選手が試合中に悪質な反則行為をした問題で、傷害の疑いで調べを進めている警視庁は今週、内田前監督や井上前コーチから任意で事情を聴きました。内田前監督らは5月に行われた記者会見で「反則行為を指示していない」と説明していて、警視庁に対しても会見と同じ内容の説明をして、指示について否定しているということです。また、捜査関係者によりますと、反則行為を行った宮川泰介選手からも事情聴取を進めているということです。
警視庁の捜査が進む一方で、宮川選手がアメフト部への復帰の意向を示していることが分かりました。宮川選手は5月の会見では「アメリカンフットボールを今後続けていく権利はないと思っているし、この先アメリカンフットボールをやるつもりはありません」と発言していました。
関係者によりますと、宮川選手は8月16日に東京都内の練習場を訪れ、部員に対して、反則行為で迷惑を掛けたことを謝罪した上で、許されるのであればチームに復帰したいと希望を伝えたといいます。これに対して部員からは「戻ってきてほしい」という声が上がったということです。
⋮
続きを読む