好調の日経平均株価 26年ぶりの高値、背景は…

(ビジネス - 2017年11月8日 18時30分)

 日経平均株価は、11月7日にバブル崩壊後の最高値を更新しました。最近2カ月で3000円以上値上がりしているという株価好調の背景を探りました。

 日経平均株価は衆議院選挙前の9月中旬から上昇し、9月19日には2万円台を回復、10月は過去最長となる16営業日連続での上昇を記録しました。株価はこの2カ月の間に3000円以上値上がりし、ついに11月7日には2万2937円60銭を付け、1992年以来およそ26年ぶりの最高値となりました。11月8日の日経平均株価は2万2913円82銭(前日比23円78銭安)で取引を終え、株価上昇は一休みとなりました。

 東京・八重洲で街の人からは「上がっているから今が売り時かと思ってチャンスをうかがっている。余裕が出てきて、旅行に行く回数が増えた」「景気は良くなっている。従業員の給料が上がっている」「日本が盛り上がっていくこれからの期待感がある」などといった声も聞かれました。

 この株価上昇の背景について専門家は、外国人投資家の存在と10月の衆議院選挙の結果があるとしています。投資に詳しい「ストックボイス」の岩本秀雄副社長は、株価上昇の背景について「外国人投資家が日本株を見直して大量に買った。企業業績が極めて好調だと企業の発表で確認できた。(衆院選で)与党が圧勝して安倍政権の政治基盤が安定化したことが、日本株を買う一つの理由になった」と分析します。

 また、外国だけではなく、国内の投資家たちも最近の株の値動きに熱い視線を注いでいます。東京・中央区銀座にある投資セミナー「トレーダーズアカデミー」では、株式投資への問い合わせが増えています。城晶子インストラクターは「選挙前から問い合わせは来ていたが、株価2万円を超えた9月辺りから問い合わせの数がものすごく多くなってきている」といいます。

 気になる今後の株価について専門家は「年末、さらに動き出してというところも踏まえて、2018年は2万5000円といった水準まで目指していくのでは」(ストックボイス・岩本副社長)とみています。

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